爪の噛み癖と爪周りの炎症について
「つい無意識に爪を噛んでしまう…」
そんな癖に悩んでいる方、意外と多いのではないでしょうか?
実は、爪噛み癖はただの癖ではなく、爪の健康や手の機能、さらには将来の生活の質にも深く関係しているんです。
■ 爪噛みは幼少期の「心のSOS」から始まることも
子どものころの爪噛みの多くは、不安やストレスが原因です
ただ、子ども自身がその感情に気づいていないことも多く、その不安を「爪を噛む」という無意識の行動で表しているケースが少なくありません
そしてこの癖は、大人になっても「気づくと噛んでしまっている」形で残ってしまうのです
■ 爪噛みがもたらす“機能の低下”とは?
爪には、見た目以上に重要な役割があります。たとえば――
•指先をしっかり動かす力を支える
•物を掴む・持つときに必要な力を生み出す
•指先に“吸盤”のような密着感を与える
爪噛みを続けて爪の形が崩れたり、爪が短くなりすぎたりすると、こうした機能が十分に働かなくなり、次のようなことが起こりやすくなります
•年齢とともに、物を落としやすくなる
•手先が滑って細かい作業が苦手になる
•手先が痺れる・震えるようになる など
「最近、手先がうまく使えない…」という方、もしかすると爪の機能が関係しているかもしれません。
■ 爪周りの感染症にも注意!
爪噛みを続けていると、爪の周囲や指先の皮膚が傷つきやすくなります
その傷口から細菌が入り込むことで、赤く腫れる・強い痛みが出る・膿がたまるといった感染症が起こることも
また、感染症の原因は爪噛みだけではありません
以下のようなこともリスク要因となります。
•除光液を繰り返し使う
•ジェルネイルでの爪への負担
•甘皮の過度な除去
•間違ったネイルケア
•過去に服用していた薬の副作用 など
放置して重症化すると、指先の切断が必要になるケースも実際にあります
実際にあったご相談
以前、爪の噛み癖よる施術を途中で断念された方から、こんなご連絡をいただきました
「先日、感染症で指先を切断しました
再び施術をお願いしたいです」
とても心が痛むご連絡でしたが、現在は施術を再開し、丁寧にサポートを続けています
■ 爪の機能を維持、未来の自分を守ること
爪の健康を守ることは、見た目の美しさだけでなく、
身体の機能や生活の快適さを保つことにもつながります。
「自分は大丈夫」と思っていても、気づかぬうちに爪のサインを見落としていることもあるかもしれません。
少しでも気になる症状や癖がある方は、どうか早めに専門家に相談してくださいね。