高齢者の「爪」の大切さについて
先日、高齢者施設で、利用者様には「爪の役割機能を再生させる」施術を、スタッフ様には「正しい爪の切り方」を指導させていただきました。
「爪」はただの見た目ではなく、歩く力や踏ん張る力、足や指を正しい位置に戻す力を作り出す、とても大切な器官です。
しかし、筋力が衰えた状態で爪の機能も十分に発揮できないと、浮き指や湾曲、足のアーチ低下などの変形が起こります。
結果として、膝や腰、靭帯を傷めやすくなり、歩行困難につながることもあります。
残念ながら、日本ではまだ「爪」の重要性への認識が低く、悪化した爪を放置してしまう方も多くいらっしゃいます。
施術中は、毎回高齢者様の爪を拝見しながら「今までよく頑張ったね!ありがとう」と声をかけつつ施術していま
ハワイでは幼少期から「爪の切り方」や「爪の役割」を学ぶ授業があり、巻き爪や真菌感染なども悪化する前に予防できます。日本でも、スタッフや家族が正しい知識を持つことで、高齢者の爪トラブルを未然に防ぐことができます。
数年前から東京や大阪の高齢者施設でも「爪の役割機能を再生させる」施術や講演を行っています
高齢者の生活の質を守るために、ぜひ日頃からの爪ケアを大切にしてください。