いつも大阪の施術にご来店くださっている理学療法士の方からのご紹介で、今回オンライン爪検診にてご相談をいただきました。
ご相談くださったのは、大腿骨を骨折され、現在リハビリ中の方です。
ハワイ時代に行っていた取り組み
ハワイで勤務していたサロンでは、クリニックなどと連携しながら施術を行っていました。
その際、骨折や大きなケガのリハビリに入る前に、まずは「爪の機能再生の施術」を行い、爪本来の役割を取り戻すことを優先するという流れを大切にしていました。
爪の機能が低下したままでは、足指や指先がうまく使えず手・足それぞれにおいて、動作やバランスの崩れにつながることがあるからです。
足の爪だけでなく、手の爪も同じです
骨折というと「足」をイメージされることが多いですが、、、
手の爪も、骨折やリハビリにおいて重要な役割を持っています。
例えば手の爪は、
• 物をつかむ・押す
• 指先に力を入れる
• 細かい動作を安定させる
といった動きに深く関わっています。
手の骨折後、「力が入らない」「うまく使えない」と感じる背景に、爪の機能低下が関係しているケースも少なくありません。
爪の機能が変わると、体の使い方も変わる
爪は「ただの板」と思われがちですが、
実際には
• 地面や物を捉える
• 体重移動や荷重を支える
• 歩行・立位・手指動作の安定に関わる
とても重要な役割を担っています。
その土台が整わないままリハビリを進めると、本来使いたい筋肉や動作が、うまく引き出せないこともあります。
理学療法士の方の言葉がとても嬉しかった
今回ご紹介くださった理学療法士の方が、
「爪の機能が、ここまで動きや姿勢、動作に影響するとは思わなかった」「リハビリの現場でも、もっと早く知りたかった」
とお話しくださいました。
専門職の方が、実体験として爪の大切さを実感し、それを患者さんに伝えてくださったことが、何より嬉しく、励みになりました。
リハビリと爪ケアは対立しない
爪の機能再生は、リハビリや医療の代わりになるものではありません。
ですが、リハビリの効果を引き出す「土台づくり」として、手・足を含めた爪の機能を整えることは、とても大きな意味があると感じています。
これからも、体を支える「指先・足先・爪」の視点から、必要なサポートをお伝えしていきたいと思います。



