爪検診・講座・施術の現場で、よく聞かれる質問
「爪に出てきた黒い斑点、これって何が原因なんですか?」
爪に黒い斑点を見つけた瞬間、
「これ、大丈夫なのかな…」
「病気だったらどうしよう」
そんな不安が頭をよぎった、という声をよく耳にします。
爪検診や講座、施術の場でも、この質問はとても多く寄せられます。
結論からお伝えすると、、、
この黒い斑点の多くは、爪の下で起きている小さな出血です。
爪と、その下の皮膚の間には、とても薄く繊細な層があります。
そこに、日常生活の中でのわずかな衝撃や負担が加わることで、ぶつけた記憶がなくても、出血が起こることがあります。
実際にこれまで多くの爪を拝見してきた中で感じるのは、黒い斑点が出ている方の多くに、爪に負担がかかりやすい体の使い方や生活習慣が伴っているということです。
・同じ動作を繰り返す仕事
・手足に力を入れ続けるクセ
・靴や道具が合っていない状態
こうした積み重ねが、爪に影響して現れることは少なくありません。
また、体調や持病の影響で、出血しやすくなっているケースもあります。
複数の指に似た変化が伴っている場合には、
「爪だけの問題ではない可能性」も視野に入れて見ていく必要があります。
ここで知っておいてほしいのは、、、
爪はダメージを受けたら、自力で機能を回復することができないという点です。
出血による黒い斑点は、爪が伸びればいずれ見えなくなります。
しかし、見た目が元に戻ったからといって、
爪の機能まで回復しているとは限りません。
爪は、
・指先に力を伝える
・物を掴む
・感触を感じ取る
といった、日常動作を支える重要な役割を担っています。
その機能が落ちたまま生活を続けると、無意識に手足をかばう使い方になり、しびれや違和感、別の不調につながってしまうこともあります。
だからこそ、爪検診や講座、施術でお伝えしているのは、、、
「黒い斑点があるかどうか」ではなく、なぜそこに負担がかかったのかを一緒に確認することです。
爪に現れた黒い斑点は、不安をあおるためのものではなく、体の使い方や状態を見直すためのサイン。
気になる変化があるときこそ、早めに爪の状態をチェックし、これから先の手足の快適さにつなげていくことが大切です。



