寝たきりと爪の関係。
◉なんらかの原因(長年の切り方、間違った爪の形にしているなど)で薄い爪から分厚く硬くなり角質化している。
◉甘皮がないこと、乾燥、白癬などの細菌も関係しています。
爪は何もしなければ自然と湾曲し巻き爪や皮膚から離れ浮いてきます。
こうなると巻き爪の痛み、歩く時つま先を上げること、蹴りだす力が弱くなり、躓いたり転倒しやすくなります。
バランスが崩れ膝、腰にも負担がかかり負の連鎖でドンドン歩くことが億劫になってしまう高齢者の方は多いです。
ハワイでは高齢者が転倒予防や寝たきり予防に健康な爪を維持する目的でネイルサロンに来店されていました。
そのほか認知症予防にも来店されていました。認知症予防には手先の感覚や動かすことが大事です、この手先の動きや感覚は爪が行っています。
高齢者の爪を拝見させていただくことも多くなりましたが、日本ではまだまだ間違った切り方や形で助長してしまっているなと思います。
これは子供達にも言えることで現在、子供達の爪に関わらせてもらい見ていても寝たきり真っしぐらな爪をしている子供達は多いです。
健康な爪で予防できることはたくさんあります。たまにはご自身やご家族の爪の形、切り方など確認してみてください。
「爪を育てる」ツメのヒト☆Lino