手足のカサカサ、手荒れ、ひび割れ、しもやけなどお悩みのお客様が増えてきました。
これ「爪」も大きく関係しています。
まず爪が健康であれば甘皮がありますが、爪が不健康な状態だと甘皮が無くなってしまいます。
ネイルケアなどで甘皮を押し上げたり、自分でガリガリ取ってしまったり、日常生活で削れてたり色々あります。
甘皮には、爪が作られる爪母を外部の刺激から保護したり、体内に細菌が入るのを防ぎ守る役割、そして水分と油分のバランスを整える役割があります。
そのため甘皮がないと、新しく育ってくるはずの爪も爪母も無防備になり刺激にさらされた状態となりダメージを受けた爪が伸び、手足全体の水分油分のバランスが取れず血の巡りが悪くなり、乾燥、しもやけ、ひび割れなども起こってきます。
一旦、爪母が傷むと自力で健康な爪は育てなくなります。
また爪の周辺は荒れていることが多く刺激に弱いため技術、知識がないままネイルケアをしてしまうと、その時に出来た傷から細菌が侵入し、炎症や痛みを引き起こすこともあります。
甘皮は体にとって無くてはならない大切な存在です、無理に取ったりは危険です。
甘皮ケアはとても難しく高度な技術と経験が必要なため、皮膚、爪、甘皮の状態を、きちんと見極めて行わないと危険です。
健康な爪を育て甘皮が育ってくると、ほとんどの方が手荒れ、しもやけ、ひび割れも改善しています。