福利厚生で実施した「お子様の爪検診」
先日、東京の企業様より福利厚生の一環として「爪検診」のご依頼をいただきました。
小学生のお子様をお待ちの社員さんから
• 今の爪の状態は大丈夫か
• 爪の切り方は合っているのか
• 時々痛みが出るが、陥入爪になっていないか心配
といった、保護者の方なら一度は感じたことのあるお悩みでした。
子供の爪は大人より「薄く・脆い」
子供の爪は、大人に比べて薄く、柔らかく、まだ成長途中です。
そのため、
• 匙状爪(スプーンのように反る爪)
• 陥入爪(爪が皮膚に食い込む状態)
といったトラブルが起こりやすい特徴があります。
匙状爪について
匙状爪とは、爪がスプーンのように反り返ってしまう状態のこと。
多くの場合は成長とともに爪が鍛えられ、自然と症状が緩和していきます。
ただし、遺伝的な要因が考えられる場合や、
痛み・変形が見られる場合には、経過を見ながら施術・アドバイスを行っています。
圧倒的に多い「子供の爪切りの間違い」
子供の爪を切る際、圧倒的に多い間違いが「短く切りすぎること」です。
短く切りすぎると、
• 陥入爪による痛み
• 指先に力が入らない
• 浮指
• 指の変形
• 手の震え・しびれ
• 握力の低下
など、思わぬ影響につながることがあります。
「短く切る指導」と爪トラブルの関係
日本では衛生面の観点から「爪は短く切りましょう」と指導されることが多いです。
しかし実際には、お子様の指の形に合った長さ・形で切れているかが重要。
指の形に適した切り方ができていれば、短く切る場合でも、多くのトラブルは回避できます。
まず大切なのは「知ること」
お子様の爪トラブルを防ぐために一番大切なのは、
• 今の爪の状態
• 指の形や使い方
• その子に合った爪の切り方
を正しく知ること。
爪検診では、
「問題がある・ない」だけでなく、これから安心して成長を見守るためのポイントをお伝えしています。
福利厚生としての爪検診は、社員様ご本人だけでなく、ご家族の健康を守るサポートにもつながります。
お子様の爪や足指について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。


