ご紹介でご来店くださったお客様。
深爪、爪先はふにゃふにゃ、二枚爪…
原因は「幼少期の爪の噛み癖」かなと感じたので伺うと、やはり噛み癖があったとお話ししてくださいました。
爪は自力では回復できず、形状記憶するため、幼少期に噛み癖があると爪先は脆いと記憶してしまい、噛み癖が治っても爪は脆いままです。
●爪の噛み癖が起こすトラブル
まず噛む衝撃で深爪になります。
そして徐々に短くなっていき、本来なら痛みを感じるぐらいの深爪でも痛みを感じなくなります。
また指先の皮膚が硬くなり、爪が皮膚を超えられず更に深爪を助長してしまいます。
●爪の噛み癖の原因と対策
ハワイ時代から多くの噛み癖の方の施術をさせていただきましたが理由は様々でした。
ただ子供の場合は早い段階で改善しておかないと手先の力、感覚感触、集中力など色々な支障がでてきます。
ハワイ修行時代のサロンにも爪の噛み癖を改善する為に多くの子供が来店されてましたが、比較的に短期間で噛み癖は解消していました。
大人の場合は根本的に健康な爪が育ってくると解消していく方がほとんどです。
【深爪が身体に及ぼす影響】
●皮膚が硬くなる
●手先の感覚が鈍る
●手の力が弱い、滑りやすい
●握力が低下する
●手先の震え
●筆圧が強くなる
●よく物を落とす
●手荒れ、乾燥
などなど起ってきます。
ただ仕事で爪を短く切らないといけない方も多いと思います。
爪が健康な状態でご自身の指、爪質に適した正しい切り方、形にしていれば短く切っても手先の機能に問題ありません。
施術をさせていただきつつ「爪の役割」「噛み癖で起こりうるトラブル」をお話しさせていただきました。
ありがとうございました。