爪が黄色くなるのはなぜ？
最近、子どもから大人までさまざまなお客様の爪を拝見する中で、気になることがあります。
それは 「爪が黄色く変色している方が多い」 ということ。
単に「年齢のせいかな？」と思いがちですが、実は原因はひとつではありません。
爪が黄色くなる主な原因
1. 外的刺激
•ジェルネイルなど飾るネイル
•爪の硬化剤、ネイルカラー
•除光液の誤った使用
•たばこ など
2. 皮膚疾患
•乾癬（かんせん）
•皮膚の化膿
•円形脱毛症
•真菌感染（カビ）など
3. 全身疾患
•糖尿病
•心不全
•黄色爪症候群 など
特に 黄色爪症候群 は、爪の成長が極端に遅くなるのが特徴です。
そのため、一度黄色くなってしまうと何年も変色したまま放置されてしまうケースが少なくありません。
爪の変色が招くトラブル
【手の爪】
•力が入りにくい
•物をつかみにくい
•感覚が鈍くなる
【足の爪】
•外反母趾や巻き爪を悪化させる
•爪が分厚く硬くなる
•指が浮き上がり、歩行に痛みを伴う
•放置すると「自力で歩くのが困難」になることも
大切なのは「原因を見極めること」
黄色くなった爪は、ただ放っておいて自然に治るものではありません。
「なぜ変色したのか？」を突き止め、それに合ったケアや施術を続けることが改善への第一歩です。
爪は毎日の生活に直結する大切な器官。
小さなサインを見逃さず、早めの対応を心がけましょう
