爪の役割、知ってますか?
爪は皮膚の付属器官であり、手や足の指先を守ると同時に、日常生活で欠かせない多くの働きを担っています。
1. 指先を守る・支える
•骨が届かない部分を支える
指先の骨は、爪の中央あたりまでしかありません。骨がない部分は、爪が力を発揮して指先を支えています。
•外部からの衝撃を保護
爪は指先にかかる圧力や衝撃を分散させ、ケガや損傷から守ります。
2. 繊細な感覚・動作を助ける
•感覚を敏感にする
爪があることで指先の感覚がより繊細になり、細かい作業がしやすくなります。
•力を作り出す
爪と指腹が一体となって力を発揮することで、物をしっかりつかむ・押すといった動作が可能になります。
もし爪がなかったら?
物をつかむ、細かい作業をするなど、日常の多くの手先の動きが難しくなります。
また、爪があっても不健康な状態(短すぎる、薄すぎる、厚すぎるなど)では同様の問題が起きやすくなります。
3. 足の爪の重要な役割
手だけでなく、足の爪も体を支える重要な役割を果たしています。
•歩くときに蹴り出す力やつま先を上げる力を作り出す
•体のバランスを安定させ、転倒を防ぐ
爪は「小さなパーツ」以上の大切な存在
爪は、日常生活に欠かせない重要な身体の一部です。
「爪くらい…」と軽視せず、自分の爪や皮膚の状態に合った正しい施術やケア、切り方・形を意識して爪の機能ましょう。