指は蒟蒻!? 爪が担う意外なチカラ
「指は柔らかい蒟蒻のようなもの」と例えられることがあります。
もし本当に蒟蒻だけで物を掴んだり、体を支えようとしたらどうでしょう?
想像するだけで、とても不安定でうまく力を発揮できませんよね。
ところが蒟蒻の片面に板をつければ、掴みやすくなり安定します。
この“板”こそが、 爪の役割 なのです
爪が薄い・分厚い・硬い・脆い・短すぎるなど状態が悪くなると、、、
その「板」が劣化しているのと同じこと
つまり私たちは、蒟蒻(指)だけで作業したり、立ったり歩いたりしているのと同じ状況になってしまいます。
手の爪の役割
手の爪は「物を掴む」「細かい作業をする」ときに大きな力を発揮します。
例えば…
•ボタンを留める
•スマホ、PC作業
•糸をつまむ・針に通す
どれも爪があるからこそスムーズにできる動作です。
また、爪があることで指先に力を集めやすくなり、物をしっかり掴んだり押したりできます。
逆に、爪が脆かったり欠けていたりすると、日常のちょっとした作業にも不便が出るだけでなく、指先を守る機能も弱まりケガをしやすくなります。
足の爪の役割
一方で足の爪は「立つ・歩く・踏ん張る」ために欠かせません。
健康な爪があることで…
•指を動かす力
•つま先を上げる
•蹴り出す
•踏ん張る
といった動作をしっかり支えてくれます。
ところが、深爪や形の崩れ、爪の脆さや肥厚を放置すると、、、
足指や足自体が変形したり、体のバランスが崩れてしまいます。
その結果、膝や腰に負担がかかり 膝痛・腰痛・猫背 などを引き起こす危険もあるのです。
爪は体を支える大切な器官
爪は決して「ただの飾り」や「美容の一部」ではありません。
手先の繊細な作業 と 体全体を支える動作 の両方に関わる、なくてはならない存在です。
たまにはご自身の爪を見直してみてください爪の健康は、体の健康につながっています。