寒くなると毎年のように「手荒れ」に悩む方が増えます。
どんなに保湿してもカサカサが治らない…。
そんな経験はありませんか?
実は「手荒れ」と「爪」は大きく関係しています。
手荒れの主な原因は、乾燥と血行不良。
肌の角質層の水分や油分が不足すると、肌の表面がひび割れ、荒れていきます。
ここで重要なのが「甘皮」の存在。
甘皮が無い状態だと、水分と油分のバランスが崩れ、さらに乾燥が進んでしまいます。
つまり、甘皮は“肌のフタ”のような役割をしているのです。
また、冬は気温の変化が激しく、体も冷えやすい季節。
血行が悪くなることで、肌細胞に十分な栄養が届かず、再生能力が低下します。
特に手や足などの末端部分は血行不良になりやすく、乾燥・冷えが強く出やすい場所です。
実は、この末端の血流を促すのに「爪」も大きな役割を担っています。
爪の機能が低下すると、手先・足先を動かす力がうまく作り出せず、血流が滞り、冷えやすくなってしまいます。
つまり、
手荒れを根本から改善するには、「爪の機能」を整えることが大切なのです。
ハンドクリームやオイルを塗ることももちろん大切ですが、日本人の多くは“間違ったハンドクリーム塗り方”で、かえって乾燥を助長させてしまっています。
当サロンでも、甘皮と爪の役割が戻ること、ハンドクリームの塗り方を変えたことで「手荒れが軽くなった」「今年は末端冷え性がない」と喜びの声をいただいています。
乾燥対策だけでなく、爪の機能も整えて、
「今年は手荒れ知らずの冬」にしていきましょう。