爪のピンクの部分が短い…その原因と改善方法
先日の高知県の方の爪検診で、「爪のピンクの部分が短くなってきた気がする」というご相談をいただきました。
実はこのお悩み、年代を問わずとても多く見られます。
そして多くの場合、爪先の白い部分が大きくなっていることが原因です。
爪先が白くなるのは、爪が本来の機能を果たせていない証拠
本来、しっかり機能を果たせている爪は、爪先まで指に密着しており白くなりません。
しかし何らかの理由で爪の機能が低下すると、爪先が指から浮きやすくなり、白い部分がどんどん広がっていきます。
つまり、白い部分が大きい = 爪が劣化し、機能が衰えているサイン
ということです。
爪が担う、意外と知られていない大切な役割
手足の爪には、実はとても多くの役割があります。
【手の爪】
•物をつかむ
•字を書く
•細かい作業の精度を支える
•力を入れるときの支点になる
【足の爪】
•歩く時に指先を上げる力を作る
•地面を蹴り出す力
•指を動かす力を安定させる
•踏ん張る力
•足のアーチを支える役割
爪先が白くなり、爪が劣化してくると…
•物を落としやすい
•手先がブレる・震える
•指先がしびれる
•転びやすい
•足が滑る
•踏ん張りがきかない
•手足の指が変形
•足のアーチが低下
といった日常生活レベルでのトラブルに直結します。
なぜ爪は劣化する?
原因は「長年の爪の切り方」
爪の劣化につながる要因として特に多いのが
•長年の間違った爪の切り方
•甘皮を取りすぎている(甘皮がない状態が続いている)
この2つです。
爪のピンクの部分を伸ばすために必要なこと
爪のピンクの部分を育てるには、まずこの2つが必須です。
① 爪の切り方を見直す
•深爪になっていないか
•白い部分を切りすぎていないか
•爪の形を無理に変えていないか
正しい切り方を続けることで、
爪先が指に密着しやすくなり、ピンクの部分が育ち始めます。
② 甘皮を再生させる
甘皮は「爪を作る工場のフタ」のような部分。
ここが薄い・ない状態が続くと、爪が弱く、欠けやすくなり、白い部分も増えていきます。
甘皮を守るケアを続けることで、新しく生えてくる爪の質が改善し、結果としてピンクの部分の育成にもつながります。
爪のピンクの部分は戻せます
爪の状態は変えられないものではなく、正しいケア次第で十分に改善できます。
•爪先が白い
•ピンクの部分が短くなった
•爪が薄い・欠けやすい
こうしたサインがあれば、爪の機能が弱まりつつある証拠です。
正しい施術を続けることで爪本来の機能を取り戻しピンクの部分を正常にすることができます。


