それは体の土台が弱っているサインかもしれません
爪は単なる飾りや保護パーツではありません。
体がスムーズに動くために、非常に重要な役割を担っています。
【足の爪の役割】
• 歩くときに地面を力強く蹴り出す
• つま先を上げ、つまずきを防ぐ
• 体の重心を支え、しっかり踏ん張る
【手の爪の役割】
• 指先に力を込めやすくする
• 細かい作業を安定して行う
• 指先の感覚を鋭く保つ
これらはすべて、爪と指が正常な状態で協力し合うことで発揮される機能です。
なぜ、爪の機能は衰えてしまうのか?
「最近、爪が割れやすくなった」「弱くなった気がする」
そう感じる背景には、長年の積み重ねによる原因があります。
1.長年の間違った爪の切り方
深爪の習慣や角を落としすぎる切り方を続けていると、指先の肉が盛り上がり、爪が正しく伸びるのを妨げます。
これが繰り返されることで、爪は本来の強度を失っていきます。
2.「甘皮」の消失
爪の付け根にある甘皮は、これから伸びてくる爪を守る大切なバリアです。
乾燥や過度なケアで甘皮が失われると、伸びてくる爪そのものが弱くなり、機能不全を起こしやすくなります。
爪の機能低下は、体全体へ影響します
爪が正しく機能しなくなると、指を正しく使う力が作れなくなります。
その結果、次のような連鎖が起こりやすくなります。
• 指の変形(外反母趾・浮き指など)
• 指先に力が入りにくい、違和感がある
特に足の場合は深刻です。
踏ん張りが効かなくなることで体の重心やバランスが崩れ、その負担が関節に及び、膝痛・腰痛・足のしびれなど、一見すると爪とは関係なさそうな不調につながることも少なくありません。
「爪が割れる」は、放置してはいけないサイン
爪は皮膚や筋肉と違い、一度ダメージを受けると自力で機能を完全に再生することができません。
見た目だけ伸びてきても、構造的な弱さを抱えたままでは、本来の役割を果たせないケースが多いのです。
だからこそ、「爪が割れる」という状態は、体からの「土台が崩れかけていますよ」という危険信号として受け止める必要があります。
これからのためにできること
衰えてしまった爪の機能を取り戻すには、正しいケアが欠かせません。
• 今の状態に合った「正しい切り方」を知ること
割れやすい爪に負担をかけない形へ整えることが第一歩です。
• 「甘皮」を再生し、バリア機能を取り戻すこと
「たかが爪」と思わず、
一度ご自身の爪と向き合ってみませんか?
当店では、爪の見た目ではなく、機能回復を目的としたサポートを行っています。
もし今、
・同じ場所の爪が何度も割れる
・伸びてもすぐ欠ける、弱い感じがする
・手足の指が使いにくくなってきた
そんなサインを感じているなら、一度、爪の状態を客観的に確認してみることをおすすめします。
当店では、ご来店前に お写真での無料相談(期間限定)を行っています。
「これくらいで相談していいのかな?」
そんな段階こそ、爪の変化を見逃さないことが大切です。



