子どもの成長と爪ー身体への影響ー
先日、京都の幼稚園にて
「親と我が子のための正しい爪の切り方」講座を開催させていただきました。
テーマは
【子どもの成長と爪ー身体への影響ー】
お子さまの爪は、単なる“伸びたら切るもの”ではなく、成長や体のバランスに深く関わる大切な器官です。
幼少期の「間違った爪の切り方」が招くトラブル
講座では、幼少期に多い爪の切り方や形のクセが将来的にどのような影響を及ぼすのかについてお話ししました。
たとえば──
▪️ 身体に掛かる負担
足の爪の切り方ひとつで、歩行バランスや姿勢に影響が出ます。
爪が短すぎたり、角を深く切り過ぎると、足裏の重心がずれ、膝や腰への負担にもつながります。
▪️ 怪我のリスク
爪が角ばっていたり、引っかかりやすい形だと、転倒やケガの原因になることもあります。
▪️ 大人になった時に起こりうるトラブル
小さい頃から続く間違った爪の切り方が、将来的に「巻き爪」「指の変形」「爪の機能欠損」などの原因になることも。
大人になって初めて痛みや不調に気づくケースも少なくありません。
正しい知識を「親が知っている」ことの大切さ
子どもの爪を整えるのは、まだ自分で管理が難しい幼児期には親の役割がとても大きいです。
だからこそ、
“可愛く切る”よりも“正しく切る”視点が大切
講座では、実際に爪の形を見ながら理想的な長さ・形・切り方を一緒に学んでいただきました。
皆さんとても熱心で、「知らなかった!」という声がたくさん上がりました。
爪を整えることは「体を整えること」
爪は小さな部分ですが、その形やバランスは身体の健康に密接に関係しています。
これからも、子どもたちの健やかな成長をサポートするために、“爪を通して身体を整える”という視点を広げていきたいと思います。
ご参加くださった皆様
貴重なお時間を本当にありがとうございました。