パフォーマンスを支える爪と足の関係講座@キッズアスリート
先日、横浜で将来プロを目指すキッズアスリートの親御さんを対象に「パフォーマンスを支える爪と足の関係」をテーマに講座を担当させていただきました。
子どもの爪と足の発達
小中学生の時期は、骨格や筋肉が急速に成長する大切なタイミングです。
この「骨の柔らかい時期」に、間違った爪の切り方や形を続けてしまうと、爪が本来の役割を果たせず、足の発達に悪影響を及ぼすことがあります。
爪が果たす本来の役割
爪はただの「硬い板」ではありません。
実は、次のような動きを支える大切なパーツです。
・ つま先を上げる力
・ 蹴り出す力
・ 指を動かす力
・ 踏ん張る力
これらの力がうまく発揮できないと、体のバランスが崩れ、 筋力の低下や足のアーチの崩れにつながってしまいます。
つまり「爪」は、子どもの足の成長を支える土台なのです。
間違った爪の形が招く足のトラブル
爪が正しく機能しないと、次のような足の変形を引き起こすことがあります。
・ 足のアーチの低下
・ 浮き指
・ 指の湾曲
・ 外反母趾・内反小趾 など
これらはスポーツ中の怪我のリスクを高め、将来的なパフォーマンスにも影響を与えます。
正しい爪の切り方を実践!
講座の後半では、実際にお子様たちの足や爪の状態を拝見し、それぞれの成長段階や足の特徴に合わせた「正しい爪の形と切り方」をお伝えしました。
一緒に切り方を練習しながら、親御さんにもご自宅でのポイントを確認していただきました。
最後は個別アドバイス
爪は、体を支える要(かなめ)です。
そのため、爪の状態を見ることで、将来の怪我や故障の予兆を読み取ることができます。
すでにその兆候が見られるお子様には、個別でアドバイスや施術を行い、ご家庭でのケア方法もお伝えしました。
子どもの健やかな成長のために、これからも「爪」から始まる足の健康を広めていきます。


