健康な爪のサイクル。
季節により多少の違いはありますが健康な爪であれば大人は1日約0.1ミリ、高齢者や乳幼児で1日約0.07ミリ程度です。
爪の成長は20歳前後が最大にのび、50代前後から成長が遅くなります。
手と足では足の方が成長が遅く、また夏より冬の方が成長が遅いです。
日本に帰国して施術や講座などで老若男女たくさんの方の爪を拝見させていただきましたが、健康な爪で正しいサイクルができている方は1割程度しかいませんでした。
日本人は爪が形成していく段階から間違った爪の切り方をしているため、不健康な爪が育ってしまい体に様々なトラブルを引き起こしていると感じます。
ハワイ修業先のサロンでは保育園、幼稚園で正しい爪の切り方を指導していました。
日本では幼少期に「正しい爪切りの使い方、切り方」を習わないため大人も正しい知識がないことが多く、取り敢えず爪は短く、爪の先端の白くなった部分は切る、爪のサイドを丸く切るなど間違った知識と自己判断で不健康な爪となり体には負担を掛けてしまいます。
たまに「靴下が破れるから足の爪は短く切る」と言われる方がいますが、、
健康な爪は柔軟性があるため靴下が破れることはありません。
また余程の衝撃が掛からない限り健康な爪は割れたり、折れたり、引っ掛かったりはしないです。
上記は正に爪が不健康な状態です!
まずは正しい爪切りの使い方から知って頂きたいと思います。