入院中に起こる「爪のリスク」をご存知ですか
脳梗塞・長期入院と爪の機能の深い関係
「家族が脳梗塞で入院したのですが、入院中、爪で気をつけた方がいいことはありますか?」
先日、お客様からこのようなご相談を受けました。
多くの方が入院中のケア=点滴・投薬・リハビリというイメージを持たれていると思います。
しかし実は、入院生活そのものが爪の機能低下を引き起こすリスクを含んでいます。
入院すると、足の爪には何が起こるのか
足の爪は、立つ・歩く・体を支えるというごく当たり前の生活を成り立たせる「要」です。
ところが、老若男女問わず、1週間ほど入院生活が続くだけで、足の爪には変化が起こります。
・歩行量が減る
・足裏への圧がなくなる
・血流が滞りやすくなる
その結果、爪表面の角質が通常より早いペースで増えていきます。
角質が増えることで高まるリスク
角質が過剰に増えると、次のようなリスクが高まります。
• 真菌(カビ)感染
• 巻き爪
• 陥入爪
• 爪の変形・肥厚
そして見落とされがちなのが、爪は自力で機能を回復することができないという事実です。
この状態を放置すると、爪の「体を支える」「踏ん張る」という役割は徐々に失われ、将来的には 歩行そのものが難しくなる ケースも少なくありません。
リハビリの前に爪の機能再生の理由
ハワイで勤務していたサロンでは、医療機関と連携し、入院中から爪の機能再生ケアを行っていました。
特徴的だったのは、リハビリよりも先に、爪の機能を整えるという考え方です。
なぜなら、爪が機能不全のままでは
• 正しく踏み込めない
• バランスが取れない
• 転倒・骨折のリスクが高まる
という状態でリハビリを行うことになってしまうからです。
退院後の生活に、はっきりとした差が出る
ハワイ勤務時代の経験から感じたこと
爪の機能再生を行った方と、行わなかった方では
• 退院後の歩行の安定感
• 日常生活への戻りやすさ
• リハビリの効果
に大きな違いが出ます。
「当たり前の生活」を守るために
生涯、自分の足で歩き、自分の手で食事をし、自分の意思で行動できること。
その「当たり前」を支えているのが、 爪の機能 です
ハワイでは、日本人が予防のために歯医者に行くのと同じ感覚で、爪の機能を維持するためにサロンを訪れる方が多くいらっしゃいました。
入院中・退院後にこそ、爪を見てほしい
病気やケガの治療が最優先なのは当然です
ただその一方で、「歩ける状態で退院できるか」「退院後の生活の質をどう保つか」
という視点で、ぜひ一度、爪にも目を向けてみてください。
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入院中や退院後の生活を考えたとき、「この爪の状態で大丈夫なのか」と不安になることは、決して特別なことではありません。
爪検診では、今の爪の状態だけでなく、これから起こりやすいトラブルや、日常生活への影響も含めてお伝えしています。
何か起きてからではなく、「何も起きていない今」だからこそ、一度、爪の状態を知るきっかけにしていただけたらと思います。


