登山をしているお客様からよくいただくご相談
「登りは大丈夫なのに下山で膝が痛くなる」
「長時間歩くと後半で踏ん張りが効かなくなる」
「脚力はあるのに安定感が落ちる」
多くの方はこう考えます。
・筋力の問題
・フォームの問題
・膝関節の問題
・靴やインソールの問題
もちろん、それらも非常に重要です。
しかし、意外と見落とされている要素があります。
それは
足の末端機能です
膝は「被害者」であることが多い
膝は非常に誤解されやすい関節です。
痛みが出ると「膝が悪い」と考えがちですが、実際には「結果として負担を受けているだけ」というケースも少なくありません。
特に下山時は下方向への重力、繰り返される衝撃、不安定な接地、これらを最初に受け止めるのは本来は足です。
足が担っている3つの役割
登山時、足は重要な働きをしています。
・衝撃吸収
・バランス制御
・推進・踏ん張り
この働きを支えているのが
・爪
・指
・足のアーチ
という「末端構造」です。
爪の支持力が失われると起きること
登山者にも意外と多いのが、分厚くなった爪
変色した爪、機能していない爪
爪は単なる保護板ではありません。
指先で地面をとらえるための支持装置です。
爪の機能が低下すると
・指がうまく使えない
・接地が不安定になる
・踏ん張りが効かない
・バランス補正が遅れる
結果として
負担は上へ逃げていきます。
負担の逃げ道
足で処理できなくなった衝撃は足首 → 膝 → 股関節 → 腰へと伝達されます。
特に下山では、この影響が膝へ集中しやすい。
「膝が弱い」のではなく、爪が役割を果たせていないという構図が起きていることがあります。
登山パフォーマンスが落ちる典型例
こんな感覚に心当たりはありませんか?
・長時間歩くと脚が不安定になる
・岩場で微妙な踏ん張りが効かない
・後半で疲労が急増する
・下山が一番つらい
ギアだけでは補えない理由
靴やインソールの見直しは非常に大切です。
ただし、「土台そのもの」が崩れていれば限界があります。
爪、、指、アーチ、ここが機能して初めて、衝撃が分散され、接地が安定し、膝が守られるという状態が成立します。
登山をされる方こそ見るべき場所
トレーニングもフォームも重要。
でも一度だけ視点を変えてみてください。
足の爪は、機能していますか?
・分厚くなっていないか
・変形していないか
・指が使いづらくなっていないか
・接地感覚が鈍っていないか
登山の安定性・持久力・負担軽減は足元から崩れることがあります。
下山で膝がつらい方、長時間歩行で安定感が落ちる方
一度、足の末端構造に目を向けてみてください。
爪検診で「足元の機能」を確認できます。



