講座や講演をさせていただくと、必ずと言っていいほど水虫についてのご質問をいただきます。
皮膚の水虫には、足の指の間にできるタイプ、足裏や土踏まず、指の付け根などに小さな水疱ができるタイプ、かかとなどにできるタイプがあります。
水虫は、条件が揃えば誰でもなる可能性があります
長時間、靴や靴下を履いていることで汗などにより蒸れ、白癬菌が増殖しやすい環境になります。
この段階を見過ごしてしまうと、爪にも感染し、爪水虫になっていきます。
爪水虫は、特に自覚症状がないことも多く、気づいたときには爪が分厚くなったり、変色したりしていることがあります。
実際に、爪の変色などが気になり病院で検査を受けたものの、菌は確認されず、治療することができないと言われ、そのまま放置している方がご相談に来られることも少なくありません。
ただ、こうなってしまうと怖いのは、爪の機能低下です。
爪には、歩くときに蹴り出す力や、つま先を上げる力、指先に力を伝える働きを支える役割があります。
爪の機能が低下すると、指の動きや足の使い方にも影響し、足の変形につながることがあります。
さらに、足のアーチが低下すると、外部からの衝撃を吸収しにくくなり、膝や腰への負担が増えることも考えられます。
また、筋力が衰えてきたときには、つまずきやすくなることも考えられます。
爪は、見た目の変化だけが問題なのではありません
本当に怖いのは、爪本来の役割や機能が衰えてしまうことです。
足の皮膚に違和感があるときは、早めに対処することが大切です。


