爪の役割とは?
“見た目”だけじゃない、身体機能を支える重要なパーツ
「爪って、ただの飾りじゃない?」
「キレイに飾るオシャレのツールじゃないの?」
そんな風に思っている方も多いかもしれません
でも実は、爪は私たちの身体の機能を支える、とても大事な器官なんです
爪は皮膚の一部(付属器官)であり、手や足の指先を保護しながら、“感覚”や“力の伝達”“動きのサポート”といった繊細な働きをしています
【手の爪の役割】
① 感覚を鋭くする
爪があることで、指先の感覚がより鋭くなります。
たとえば小さなボタンを留める、糸をつまむ…そんな繊細な作業ができるのも、爪が感覚をサポートしてくれているからです
② 力の支点になる
指先に力を入れるとき、爪が“支え”となって力をしっかり伝えてくれます
実は、指の骨は爪の真ん中までしかなく、それより先は骨がないんです!
その“骨のない部分”を、爪がしっかり支えてくれているんですね
③ 掴む・細かい作業など動作を助ける
爪があることで、物を掴んだり、細かい作業が正確にできるようになります
爪は、日常生活での手の動きを支える“補助ツール”でもあるのです
【足の爪の役割】
足の爪にも大切な役割があります
•歩くときの「蹴り出し」をサポート
•つま先を上げる動きの補助
•立っているときのバランスの安定
つまり、姿勢や歩行に深く関わっているのが足の爪です
特に高齢者やスポーツをする方にとっては、この機能がとても重要です
【爪のトラブルがもたらす影響】
爪の機能が正常でないと、こうした本来の機能が発揮できなくなります
•短すぎる
•薄すぎる/厚すぎる
•変形している
•伸びすぎている など
こういった状態の爪では、
・指先に力が入りにくい
・物が掴みにくい
・手先の痺れや震え
・足元が不安定になる
・痛みやトラブルにつながる
・将来の寝たきりに繋がる
といった影響が出ることもあります
爪は、見た目だけのものではなく、「動作」「感覚」「バランス」を支える機能器官です
だからこそ、
「爪ぐらい…」と軽く考えずに、
今の状態に合った正しい切り方・整え方・形で、“爪の機能を再生”させることが大切
健康な体づくりは、爪元から
ぜひご自身の爪と、もう一度向き合ってみてください