トレイルランをされてるお客様。
立ち姿、脚を見れば「爪」の状態は分かります。
そして身体に掛かる負担や今後、起こりうる怪我や故障を予想できます。
お客様の立ち姿を見て嫌な予感。
そして「爪」を拝見し確信に…
この状況でマラソンやトレイルランは無謀すぎる。
爪が本来の役割が果たせていない状況。
例えば手足の指は柔らかい蒟蒻に例えられます。
想像してみてください！
その柔らかい蒟蒻で物を掴んだり、バランスを保ったり、身体を支えると考えると難しいですが、蒟蒻の片面に程よい厚みの板をつければ比較的掴みやすく、バランス、支える力も安定します。
この板の役割が爪です。
例えば
・板が短い（深爪）
・蒟蒻に沿わない（間違った形）
・板が薄い（爪が脆い、折れる、割れる）
・板が厚い（爪が硬い、分厚い、丈夫）
上記が１つでもあると、
手では力が作り出せない、感覚、感触が鈍る、手先が震える、小さい物が掴めない、細かい事が上手く出来ないなど起こります。
足であれば蹴り出す力が作り出せない、つま先を上げる力が作り出せない、踏ん張れない、躓く、バランスが崩れ身体を支えられません。
お客様の「爪」は劣化し蒟蒻だけで立ち、走ったりしている状態。
この状態では足裏、アキレス腱、靭帯、膝、腰に負担ががかかり怪我や故障に繋がります。
そんなお話をしたところ、すでに思い当たる箇所があるとお話してくださいました。
爪は1度不健康な状態になってしまうと自力では回復できません。
そのため「爪」が爪としての役割を果たせるようになるには、正しい施術を一年以上は続ける必要があります。
ハワイ修行時代に多くのプロアスリートの爪も施術させて頂きました。
その経験を生かし今のお客様の「爪」の状態をしっかり把握し、施術を続けつつ現状の「爪」が最大限に本来の役割を果たせ、身体に負荷を掛けないようにさせて頂きました。
こうして「爪」に意識を向けてくださる方が増えてきたのが嬉しいです。
