ご質問内容
「家族の爪が黄色くて分厚い気がするのですが、これは何でしょうか?」
爪の変色・肥厚の原因
爪が黄色くなり、少し分厚くなっている場合、“以前に何らかの真菌感染があった可能性”があります。
現在は真菌類がいない状態であっても、一度ダメージを受けた爪は機能不全となりそのままの状態で残ってしまいます。
放置するとどうなる?
残念ながら、“放置していても自然に改善することはありません。”
むしろ、放置すると爪はどんどん過剰に角質化し、以下のような問題が生じる可能性があります。
爪本来の機能が低下
– 歩く時の蹴り出す力
– つま先を上げる力
– 踏ん張る力
– 指を動かす力
これらの機能が徐々に衰えていきます。
足全体への影響
さらに深刻な問題として、以下のような連鎖的な影響が現れることがあります。
・ **足指の変形**:足指がズレたり変形する
・**アーチの低下**:足のアーチが下がり、外部からの衝撃を吸収できなくなる
・**膝・腰への負担**:衝撃が膝や腰にダイレクトに伝わる
・**痛みや怪我のリスク**:膝痛、腰痛、靭帯損傷、アキレス腱を傷めやすくなる
ご自身でできること
再び真菌感染を起こさないために、日頃から以下のケアを心がけましょう。
足、足指の間を清潔に保ち、しっかり乾燥させること、これが最も重要な予防策です。
特に入浴後や運動後は、指の間まで丁寧に拭き取りしてください。
爪の状態が気になる場合は、専門家にご相談されることをおすすめします。
最後に
ご家族の爪にも意識を向けてくださり、ご質問をいただけるのがとても嬉しいです。
ありがとうございます。