この時期に多くなるお悩み「手荒れ」について
爪の健康が手肌を守る鍵
冬になると多くの方が悩まされる「手荒れ」。
ひび割れ、あかぎれ、パックリ割れなど、痛みを伴うトラブルに発展することもあります。
実はこの手荒れ、爪の健康状態とも密接に関係していることをご存じでしょうか。
手荒れの主な原因は「乾燥」と「血行不良」です。
肌表面の角質層は、水分と油分のバランスが保たれることで外的刺激から肌を守っています。
しかし、このバランスが崩れると角質層がもろくなり、ひび割れや炎症といった症状が起こりやすくなります。
また、甘皮は爪まわりの皮膚を保護する大切なバリアです。
甘皮が過度に除去されている、あるいは乾燥している状態では、水分・油分の保持機能が低下し、さらに肌荒れが進行してしまいます。
加えて、冬は気温の低下により血流が滞りやすくなります。
血行が悪化すると末端まで栄養や酸素が十分に届かず、肌細胞の再生力も低下。
これが乾燥や手荒れを長引かせる一因となります。
ここで注目したいのが、爪の役割です。
爪は指先に力を伝え、細かな動きを支えることで血流を促進しています。
そのため、爪が正しく機能して居ないと指先の動きが鈍くなり、血行も悪くなりやすいのです。
つまり、「爪の機能」が手肌全体の健やかさを保つための基盤になります。
ハンドクリームやオイルでの保湿はもちろん有効ですが、、、
実は多くの方が“間違った塗り方”をしており、かえって乾燥を悪化させてしまうこともあります。
正しいケア方法と、爪を含めた指先全体の健康管理が重要です。
当サロンでは、
「今年は手荒れが気にならなかった」
「指先の冷えが改善した」
といった嬉しいお声を多くいただいております。
爪の機能を整えることは、見た目の美しさだけでなく、血流・保湿・再生力のバランスを整えることにつながります。
この冬は、ぜひ“爪からはじめる手肌ケア”を意識してみてください。


