アスリートにとって“足爪”は選手生命を左右するカギ
ハワイで働いていたサロンには、多くのプロアスリートが来店されていました
目的は、「足爪の機能を回復・維持するための施術」です
この経験を通じて、日本と海外(特にアメリカ)では“爪に対する意識”が大きく違うこと、そしてその差が選手寿命にも関わることを実感しました
足の爪が運動パフォーマンスを支えている
足の爪は単なる体の一部ではありません
歩く・走る・踏ん張る・バランスを取るといったあらゆる動きに欠かせない重要なパーツなのです
でも、爪に不調があるとどうなるか?
•つま先をうまく上げられない
•地面をしっかり蹴れない
•足指を正しく使えなくなる
その結果、足のアーチが崩れ、体のバランスが悪くなります
そして負担は足首、膝、腰、アキレス腱など全身へと広がり、ケガや故障、さらには選手寿命の短縮にもつながってしまうのです
アメリカのアスリートは「爪のケア=体のケア」と捉えている
アメリカでは、ネイルは“見た目”ではなく、“機能”を重視して考えられています
特にアスリートにとっては、爪のメンテナンスは身体のケアの一部。日常的に爪の状態をチェックし、不調があればすぐに対応しています。
私も日本でネイルを学びましたが、ハワイではその知識が通用せず、ゼロから「爪の構造や役割、機能再生」を学び直しました
アメリカのプロ選手たちは、ほんのわずかな違和感にも敏感で、ケガを未然に防ぐために爪の施術を欠かさない姿勢が印象的でした
爪から「体の状態」が読み取れるようになった
そんな経験を積む中で、今では爪を見るだけで、次のようなことがある程度わかるようになりました
•どの部位に負担がかかっているか
•骨格や姿勢のバランスが崩れていないか
•ケガのリスクがある部位やその時期
まさに、爪は体の“状態を映す鏡”です。
講座でも「爪と選手寿命の関係」を解説しました
先日の講座では、「爪から見える体の変化とケガのリスク」について私の経験をもとにお話しさせていただきました。
後半では、参加者の方お一人ずつの爪の状態を見ながら、
•体のバランスの崩れ
•負担がかかっている部位
•ケガにつながる可能性
•その予防法や改善アドバイス
などを丁寧にお伝えしました。
まとめ|爪のケアは、選手生命を守る第一歩
爪は小さな器官ですが、身体全体を支える大切な土台です
アスリートとして高いパフォーマンスを維持したいなら、爪の機能を正しく保つことが何より重要です
「なんとなく爪が気になる」「踏ん張りが効かない」そんな小さなサインを見逃さず、定期的なチェックや施術を行うことが、ケガ予防・競技力向上・選手生命の延伸につながります