最近、お客様からよくいただくご相談があります。
「夏の間だけカラーやジェルネイル、アートを楽しんでいたら、爪が傷んでしまった」
「ジェルネイルをしていたら、爪が脆くなってしまった」
夏の間だけネイルを楽しむ方も多く、当店でもこのようなお悩みをいただくことが増えています。
では、カラーやジェルネイルをすると、本当に爪は傷んでしまうのでしょうか?
当店店主は、日本でネイリストとしてサロン勤務やネイルスクール講師を経験した後、渡米し、ハワイで爪の機能再生について学びながら勤務していました。
そのため、カラーやジェルネイルの良さも理解しています。
カラーやジェルネイル自体が、爪にダメージを与えることがまったくないとは言えません。
ですが、前段階の処理を正しく行えば、爪へのダメージを最小限に抑えることはできます。
そして、もう一つ大切なのが「オフ」です。
カラーやジェルネイルをしている間だけではなく、オフするとき、そしてオフした後の爪の状態にも目を向けていただきたいのです。
爪は何枚かの層が重なってできています。
カラーやジェルが自然に取れてしまったり、オフするときに強く擦ったり、薬剤の影響などによって、この表面まで一緒に剥がれてしまうことがあります。
これが、爪にとって大きなダメージになります。
爪は伸びていきますが、傷んだ爪そのものが自力で元の状態に戻るわけではありません。
そのため、表面が剥がれることを繰り返していると、爪が薄くなったり、逆に過剰に角質化して厚くなったり、変色につながることもあります。
これを経験したのは店主自身です。
日本でネイリストとして勤務していた頃は、自分の爪を広告塔のようにして、さまざまなネイルを楽しんでいました。
その後ハワイに渡り、お客様を施術する中で、施術者には細かい作業を行うための手先の動きや感覚がとても大切だと感じるようになりました。
何年かぶりに自爪に戻したのですが…
自分が思っていた以上に爪が傷んでいて、箸を持つことさえできない状態でした。
そこで、まずは自分自身の爪の機能を再生することから始めることになりました。
この経験があるからこそ、カラーやジェルネイルを否定するつもりはありません。
ネイルを楽しむことは、とても素敵なことだと思っています。
ただ、カラーやジェルネイルをするときには、施術だけではなく「オフ」にも目を向けていただきたいのです。
正しく施術を行い、オフも正しく行う。
そして、オフした後の爪にも適切なケアをする。
それによって、爪へのダメージを最小限に抑えることにつながります。
ハワイで勤務していたサロンでも、ネイルを楽しむときは日系のネイルサロンへ行き、オフするときは店主が勤務していたハワイのサロンへ来るという方が多くいらっしゃいました。
「ネイルを楽しむこと」と「爪を大切にすること」は、両立できます。
ネイルを飾ることだけではなく、ほんの少しだけ「オフ」にも目を向けていただけたら嬉しいです。


