この時期に多くいただくご相談
手肌の乾燥やささくれ
軽く考えがちですが、爪の機能低下が始まっているサインであることも少なくありません。
多くの方が、爪や爪周りのトラブルを「見た目の問題」として片付けてしまいます。
しかし爪は、想像以上に重要な役割を担っています。
爪が果たしている「5つの重要な役割」
爪は単なる飾りではありません。
爪が本来の機能を果たしてこそ、指の働きは安定します。
指先を動かす力
爪が支えになることで、指先にしっかり力を込めることができます。
繊細な感覚の補助
爪があることで、皮膚だけでは得られない微細な感覚を捉えられます。
物を掴む力(吸盤の役割)
爪の圧があるからこそ、物を安定して保持できます。
握力のサポート
強い握力は、爪という土台があってこそ生まれます。
保護機能
甘皮は、外部刺激や真菌類の侵入を防ぐ大切なバリアでもあります。
「ささくれ」から始まる負の連鎖
ささくれは単なる乾燥ではありません
爪周辺のバランスが崩れているサインです。
甘皮が傷んだり失われたりすると、水分と油分のバランスが乱れ、指先のバリア機能は急激に低下します。
乾燥が進む
↓
真菌類が侵入しやすくなる
↓
さらに乾燥が悪化する
↓
ささくれが増える
この悪循環が続くと、指先の感覚が鈍くなり、力が入りにくい状態へと進んでいき、ごく当たり前の日常での動作が出来なくなっていきます。
さらに深刻なのは、爪には自力で完全に回復する力がないという点です。
一度機能が低下すると、適切な対処をしなければ劣化は静かに進み続けます。
爪の機能低下が引き起こす身体への影響
爪の機能が弱くなると、その不足を補おうとして指・手・腕に余計な負担がかかります。
その結果
・腱鞘炎
・手や腕の痛み
・しびれ
といった症状につながるケースも少なくありません。
「手の問題」だと思っていた違和感の背景に、実は爪が関係していることもあるのです。
今日から始める守りのケア
爪は、一度ダメージを受けると自然には元に戻りません。
だからこそ、早めのケアが重要になります。
日常で意識したいのは、とてもシンプルです。
正しく保湿する
実は、保湿の仕方で悪化させてしまっている方も少なくありません
甘皮周りを守る
まずはご自身の甘皮の状態を確認してみてください。
毎日酷使している指先を、少しだけ丁寧に見直してみませんか?
小さなケアが、将来の大きな不調を防ぐことにつながります。
ご自身では判断が難しい場合は、爪検診で現在の状態を確認することも可能です。
「なんとなく気になる」その違和感こそ、見過ごさないことが大切です。



