「腰や膝の不調を改善したくてヨガを始めたのに、かえって痛みが強くなった」
「筋トレを続けていたら膝が痛くなった」
このようなお話をお客様から伺うことは少なくありません。
もちろん、ヨガやピラティス、ストレッチ、筋トレが悪いわけではありません。
実際に身体機能の向上や健康維持に役立っている方もたくさんいらっしゃいます。
ですが、多くのお客様の足を拝見していると、一つの共通点があります。
それは、腰や膝の不調を繰り返す方の多くに、足爪の機能低下による足指のズレや足の変形が見られることです。
足の爪には、単に指先を保護するだけではなく、
・つま先から力を生み出す
・足指を動かす力を作り出す
・身体を安定して支える
という大切な役割があります。
しかし、足爪の機能が低下すると足指が本来の位置からずれ、足全体のバランスが崩れてしまいます。
すると身体を足全体で支えることが難しくなり、本来足が担うはずの衝撃吸収機能も十分に働かなくなります。
その状態でヨガやピラティス、ストレッチや筋力トレーニングを行うと…
本来、足で受け止められるはずの負担を、膝や腰が代わりに引き受けることになります。
運動そのものが原因なのではなく、運動を行うための土台が不安定なまま身体を動かしていることが問題です。
そして、その負担はすぐに現れるとは限りません。
少しずつ蓄積し、ある日突然、ぎっくり腰や腰痛、膝痛として表面化することがあります。
これは一般の方だけの話ではありません。
先日、担当しているプロアスリートのトレーナーの方とお話しする機会がありました。
その方は、
「選手の膝や腰に負担がかからないよう細心の注意を払ってトレーニングを組んでいる。それでも怪我や痛みが出てしまうことがある。」
と話されていました。
そこで足爪の役割や、足爪の機能低下によって起こる身体への影響についてお伝えしたところ、
「爪の機能や役割まで考えたことはありませんでした。話を聞いて納得しました。」
という言葉をいただきました。
これまで多くの爪を見てきましたが、身体の不調を考えるときに見落とされているものの一つが足爪だと感じています。
腰が痛いから腰を見る。
膝が痛いから膝を見る。
もちろんそれも大切です。
しかし、その原因が身体を支える土台である足、そして足爪の機能低下に隠れていることも少なくありません。
もし健康のために運動を続けているのに腰や膝の不調を繰り返しているのであれば、一度足元にも目を向けてみてください。
身体を支える土台が変わることで、これまでとは違う感覚が見えてくるかもしれません。
当店では、足爪の状態や機能を確認する「爪検診」も行っています。
痛みや不調が出てから対処するのではなく、まずは身体を支える土台の状態を知ることから始めてみませんか。


