いつも手の爪で来店くださる30代男性、大工さん。
「実は 足の小指の爪が割れてて、靴下が引っかかり 履けないんです」とお話しして下さったので…
今回は足の爪を施術させて頂きました。
いつも立ち姿を拝見し「爪の状態」は予想してましたが…
拝見すると、予想以上に爪は角質化が進み、ほぼ「爪」では無い状態でした。
その為、爪本来の役割が果たせず、全ての指が本来位置から少しずれ変形し、指先の肉も落ち、足のアーチも下がっています。
親指の状態を拝見し気になることが…
「以前に挟んだりしたことないですか?」と伺ったところ。
「あります」と、、、
これは、親指の爪質、爪の生え方に現れています。
この状態を放置すると、更に足のアーチが崩れ膝や腰を傷め兼ねません。
そして圧が掛からない爪は湾曲してくるため、数十年後には歩くことが困難になる可能性が高まります。
この状態で長時間、靴を履いていると、角質化が進んだ爪は硬く鋭くなっており更に指先が変形しているため、鋭くなった爪が隣の指の皮膚にあたり痛みや出血することもあります。
また角質化が進んだ爪は真菌類が好む環境になります。
今の状態に適した施術と共にお客様の指、皮膚、爪質に適した切り方と形にして痛みや出血、真菌感染のリスクを軽減しました。
かなり酷使している爪。
施術しがいのある爪で内心ワクワク!
たかが「爪が割れてるだけ」と放置してしまうのはとても危険です、お話ししてくださった事に感謝。
そして快くお写真を撮らせて頂き有難すぎ!ホント感謝、感謝です。
お客様の今後の爪の変化と体のバランスの変化が楽しみです。