爪検診を始めた理由③
ハワイから帰国後、教育機関や医療機関、高齢者施設など、さまざまな現場で施術や講座をさせて頂いてます
そこで気づいたことがあります。
それは、私だけではなかったということです。
「巻き爪だから仕方ない」
「爪が厚くなってきたのは年齢のせい」
「少し変形しているけれど、痛くないから大丈夫」
そんな声を、現場で何度も聞いてきました。
ですが実際には、爪のトラブルは突然起こるものではありません。
巻き爪から陥入爪(爪が皮膚に食い込んだ状態)、肥厚爪(爪が厚くなった状態)や変形爪。
多くの場合、その何年も前から、爪は小さなサインを出し続けています。
ただ、その変化に気づかないまま過ごしてしまう方がほとんどなのです。
幼少期に、正しい爪の切り方を知らなかったことで、深く食い込むような爪になってしまった方。
足の爪の変形が進み、歩き方や姿勢まで変わってしまった方。
足指がうまく使えず、転倒のリスクが高くなっていた方。
さまざまな現場で、本当にたくさんの爪を見てきました。
そのたびに、同じ思いが浮かびました。
もっと早く知っていれば、防げたのに…
私自身もそうでした。
巻き爪の痛みだけを見て、「なぜ痛むのか」を、考えたことがなかったです。
だからこそ
痛くなってから、変形してからではなく
何も症状がない「今」こそ、自分の爪の状態を知ることに意味があるのではないか。
この思いが、爪検診を始めようと思った、大きな理由の一つです。
次回は、なぜ「施術」ではなく「爪検診」という形にしたのか。その理由についてお話ししたいと思います。



